インターンシップに参加して
※朝日放送グループホールディングスでは、2023年8月から9月にかけて、就業体験を伴う専門活用型インターンシップ「ABC DX Tech Internship」を実施しました。本記事はそのレポート記事となります。
(参考: 「ABCGHD初の技術長期インターンシップ今夏開催!参加者募集中!」 の記事)
自己紹介
神戸大学大学院システム情報学研究科修士1年の富谷竜一です。
大学院では、ディープラーニングを用いた画像認識についての研究をしています。
今回のインターンではPythonとSQLを使用しましたが、参加前は、Pythonは研究で1年半ほど使用している、SQLは文法を少し学んだことがあるという技術レベルでした。
インターン参加のきっかけ
今回、インターンシップに参加したきっかけは、
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企業が所有する、大量の実データを扱った分析、業務をしてみたい 💪
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4週間という期間で、多くのことを学び、実践したい 🧐
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テレビ、ラジオが好きなので、放送局ならではの体験をしてみたい 😍
という思いを持っていたからです。
最終的に、今回のプログラムを通して、すべて実現することができたと思います!
インターンで取り組んだ内容
扱ったデータについて
朝日放送テレビ株式会社が運営するふるさと納税サイトについてのデータを扱いました。
会員プロフィールや返礼品の情報、過去の寄附実績データ等多くのデータがあり、一般的なECサイトとは異なった特徴(購入の上限が決まっている等)が見えて楽しかったです。
取り組んだ内容について
1週目は、SQLやGitHubについて学びました。
基礎から丁寧に教えてもらえたので、実践的な内容に取り組む前の不安を取り除けました。
Google Cloudなど社内で扱っているツールについて教えてもらったり、会社見学をさせてもらい、社内の雰囲気に慣れることができました!
2週目は、データの調査、加工を行いました。
BigQueryを用いてデータの加工や簡単な分析をしたり、サイトを見て、どういった機能が欲しいか考えました。
「寄付上限額以内でおすすめの返礼品組合せを提案する」というテーマについて取り組むことにしました!
3週目は、Vertex AI Workbenchを用いたデータ分析の実施、枠組みの実装を行いました。
試行錯誤を繰り返して、会員の属性に合わせたおすすめ返礼品組合せを提案するシステムを作成できました。
4週目は、取り組んだ内容をまとめて発表しました。
多くの社員の方に成果発表を聴いていただき、質問や感想をいただけました。
デモンストレーションを実施し、社員の方に「在住エリア、年齢、性別、上限金額」を決めてもらい、おすすめの返礼品の組合せを提案することができました。
発表後は達成感でいっぱいでした!!
インターンの感想
データ分析の基礎から実践的な内容まで学び、実践することができ、とても濃い4週間でした。
SQLやGoogle Cloudを用いたデータ分析など、初めて学ぶことが多かったですが、わからないことはすぐに質問でき、こまめにアドバイスやフィードバックをいただけたので、想像していた以上の学びや気づきを得ることができました!
また、チーム会議や勉強会に参加させてもらい、学生だけで取り組むプログラムよりも、企業で働くイメージができました。
多くのことを学び、成長できた4週間でしたが、一言でまとめると 「楽しかった!」 という感想です。インターン中、「せっかくなので、ぜひ楽しんで帰ってください!」と何度も言っていただけたので、思う存分楽しむことができました。
おわりに
4週間とても楽しかったです。インターンが始まる前は不安なことも多くありましたが、達成感でいっぱいです!
最終日にこの記事を執筆していますが、寂しい気持ちです。「朝日放送グループホールディングス株式会社2023夏インターンシップ」ロスになっています。
本当にありがとうございました。忘れられない夏になりました!
会社の周りには、美味しいご飯屋さんが多く、お昼ごはんを食べに行くこともありました🍴
社員食堂も利用させていただき、社内を満喫できたと思います!!